先日何かの番組で「大きな木」という絵本を紹介していました。
表紙を見たとき、本屋さんに売ってたなぁと見たことがある絵本でしたが、ストーリーは知りませんでした。番組では、平泉成さんが朗読されていて感動♪とても考えさせられる絵本だなぁと思いました。
もともとは、英語の絵本だったようでタイトルは「The Giving Tree」というそうですが、日本語では「大きな木」として村上春樹さんが日本語で再訳して出版されました。
リンゴの木は大好きなちびっこのために、リンゴを与え、木の枝を与え、幹を与え、切り株だけになってしまいます。老人になったちびっこは、最後にその幹に腰かけ休みます。
愛は与えること、木は本当に幸せだったのでしょうか??
与え続けることはちびっこのためになったのでしょうか??
賛否両論の絵本なんだそうです。
私は、不思議で複雑な気持ちです。もうすぐ40歳になる私は、木でもあり、ちびっこでもあります。両親に大切に育ててもらって大人になったけど、今でも遊びに行っては夕飯をごちそうになる。体調が悪いとちょっと辛いから、少し子供をみててもらっていい??とお願いしたり・・・、まさに「ちびっこ」。。
でも、母としては今まだ途中だけど、子ども達に「見返りのない愛」を注いでいる途中。。
「本当に木は幸せだったのかな?」
この答えは簡単に出せないかもしれないですね。
教室で紹介したいと思います。
シェル・シルヴァスタイン (著) 村上春樹 (翻訳)
あすなろ書房
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