先日、ある方の講座に行ってきました。赤ちゃんの事を思うとても素晴らしい講座でした。そこで、おっしゃっていたのが・・・
『ベビーマッサージ教室では、「触れる」と「触る」の違いについてちゃんと伝えてください。』ということでした。
確かに、手技に一生懸命になると肩や手に力が入り、「触れる」より「触る」になってしまいがちです。でも、伝えたいのは「触れる」なんです。
ちょっと調べてみました。
「触る」・・・手で触る。
「触れる」・・・手を含めあらゆる部分やもので。
ベビーマッサージでは、確かに手で赤ちゃんの肌にタッチを行います。でも、手だけではありません。「手」で「心」で「笑顔」で「匂い」で「ママの声」で、赤ちゃんに愛情を伝えます。つまり、「触れる」なんです。
ある記事に書いていました。
生まれてすぐに体重を量られ、身長を測られるなど、私たちの多くは、この「モノ」として触られた記憶を思い出せないほど深いところに抱えています。（中略）「ふれる」と「さわる」、漢字は同じでも、その行為は正反対の意味合いを持っています。
ママが赤ちゃんに授乳する時、大きくなあれと愛情いっぱいで接する時、愛しい恋人を抱きしめる時、ふれる・・・って、そんな関わりだと思います。肌を通して、心で接触すること、それが「ふれる」です。
「さわる」は、本にさわる・壁にさわる・手にさわる・足にさわる、そこには、皮膚が何かに接触する事実があります。さわる対象は、往々にしてモノです。（以上、「命の保育園」記事より一部抜粋）
小さい頃から、愛情を込めて、心に触れ、肌に触れ、「触れる」、とても大切なことですね。特に小さい頃に築く心の土台は、ママとの関わりが大きく影響します。ただ、「ふれる」という事が難しいと感じる方もいらっしゃいます。私は、「ふれる」為のひとつのツールとして「ベビーマッサージ」を伝えています。
優しく穏やかな気持ちで「触れる」にはママの心の状態も大切です。CHERRY赤ちゃん教室では、ママがリラックスして、そして楽しく赤ちゃんとの「ふれあい」が出来るような教室をめざし、皆さんをお待ちしています。
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